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繊細なデザインの印刷表現

production guide
著しく繊細なデザインは印刷機での表現が困難な場合があります。

繊細なデザインの印刷表現について

当店では高精細なプリンタを使用し印刷品質の向上に努めておりますが、著しく繊細なデザインのデータにつきましてはデータ上で表現可能なデータであっても印刷機での表現が困難な場合があります。
ご希望いただく仕上がりと異なる場合がございますのであらかじめご理解、ご了承ください。

不具合が出やすいデザイン

下記のようなデザインは、薄くなる・途切れるなどの問題が出やすい傾向にあります。

  • 小さい文字(2pt以下)や細い文字など
  • 0.25pt(0.1mm)以下の線
  • 極端に薄い色味のデータ
  • 濃淡差があまりない図柄や文字の表現

モニタでは差のあるように表示されますが実際印刷をいたしますと潰れてしまい濃淡に差が出ない場合があります。
データチェック対象外となりますので「繊細なデザイン」表現を使用される場合は十分にご注意ください。
上記内容につきまして、刷直しなどのご対応はいたしませんので大変恐れ入りますが予めご了承ください。

データのカラーモード変更の方法
作成画面上と実際の印刷物における濃淡の比較

入稿時必須チェック項目

ライオン印刷では「入稿時必須チェック項目」をもとに入稿データのチェックを行います。
当チェック項目に不備があると「データ不備」となり、再入稿していただくことになりますのでご注意ください。

上記の必須項目以外にも入稿データで設定された様々な仕様によって、仕上がりイメージに差が出てしまう可能性もございます。
また、印刷の際にどうしても回避することができない仕様もございます。

可能な限りお客様のイメージ通りの仕上がりとなるよう、あらかじめご確認いただきたい点を下記にご案内しておりますので、ぜひご一読ください。

  • 印刷に関して知っておいていただきたいこと

    • 印刷・断裁のズレ

      製作の工程のなかで、印刷・断裁の際に1~2mm程度のズレが生じることがあります。

    • 印刷の色ブレ

      同じ色でも、温度や湿度など微妙な環境の変化がインクの定着や発色に影響し、色がブレる場合があります。

    • データのカラーモード

      CMYKにて印刷されます。RGBや特色で設定されたデータの場合は画面と出力の色が大きく異る場合があります。

    • ブラックの印刷

      CMYKを混ぜたリッチブラックの場合は色ズレや色移りが生じる場合があるため、ブラックはK値のみで設定されることをおすすめします。

    • 特殊効果・透明効果について

      透過・ドロップシャドウ・ぼかし・スウォッチパターン等の特殊効果を使用した場合、印刷に不具合が発生します。

    • 繊細なデザインの印刷表現について

      同系色でお色味の差があまり無いデザインは、印刷に反映されない場合があります。

  • データ作成のポイント