社会人としての基本中の基本と言っても過言ではない行為といえば、名刺交換ではないでしょうか。
取引先に出向いたときであったり、初対面の相手に自己紹介する際には、必ずといっていいほどお互いの名刺を交換すると思います。
名刺交換とはすなわち、ビジネスにおける「挨拶」の一つなのです。
つまり、「挨拶」はコミュニケーションの第一歩である一方で、ビジネスという面においても相手との距離を縮める役割を持っております。そしてビジネスの面においての「挨拶」で重要な役割を担っているのが、名刺というビジネスアイテムなのです。
名刺交換のマナー
名刺交換にあたっては、ただ相手の方に名刺を渡すわけではありません。
何事にもマナーがあるように、名刺交換にもマナーがございます。
そこで、ここでは名刺交換の際のマナーについて皆様にご紹介いたします。
名刺を差し出す時は笑顔を作ろう
笑顔は相手に非常に好印象を与えるものであり、コミュニケーションの基本中の基本ともなっているものです。
緊張してうまく笑顔が作れないというときも、自然な笑顔を意識して渡すようにしましょう。
目上の方への名刺の渡し方
名刺交換の場になると、同時に名刺を差し出してしまうことがあると思います。
そんな時に相手の方が目上の方であれば、必ず相手の名刺を受取ってから、自分の名刺を受取るようにしましょう。
そしてその時には、しっかりと「申し遅れました」と一言添えるようにして下さい。
テーブル越しに名刺は差し出さない
テーブルを挟んで相手と談話している場合は、ついついその場で名刺の交換を行ってしまいそうですが、テーブルを挟んでの名刺交換は失礼に値します。
座っている状態からの名刺交換は、必ず席を立ち、相手との距離を縮めてから交換するようにしましょう。
細かいマナーはまだまだたくさんございますが、あえて割愛させていただきたいと思います。
コミュニケーションを円滑に進めるため、また上手く社会を行き渡るためにも、正しい名刺交換の方法をしっかりとマスターしましょう。