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文字の塗り設定

production guide
Illustrator「8~CS2」「CS4」「CS5」をご利用の方はご注意ください。

文字の塗り設定について

Illustratorの一部バージョンでのみ発生します

当現象はIllustratorのバージョンが「8~CS2」「CS4」「CS5」の場合に起こる問題となります。
「CS3」「CS6」「CC」では発生しませんのでご注意ください。

アウトライン化後は文字の塗り設定をご確認ください。

フォントの塗り色設定がグラデーションになっていると、文字をアウトライン化した際にグラデーションになる場合があります。
当現象につきまして当店では『上記の問題なのかデザインなのか』を判別できかねるためチェック項目とはしておりません。
アウトライン化されている時点で文字のチェックとしてはクリアとなり、印刷へと進むことになります。
該当するバージョンのIllustratorをご利用の方は、データ制作時にお見落としのないようご注意ください。

アウトライン化されていない状態では、グラデーションを指定していてもベタ塗りで表示されます。

アウトライン化されていない状態
※画像は IllustratorCC のものです。

アウトライン化されていない場合、グラデーションを指定していてもベタ塗り状態で表示されます。

アウトライン化後にはベタ塗りだった文字にグラデーション効果が付与されます。

アウトライン化され、グラデーションになった状態
※画像は IllustratorCC のものです。

アウトライン化すると、ベタ塗りで表示されていた文字オブジェクトにグラデーション効果が付与されます。
大きな文字はわかりやすいですが、グラデーション幅の設定や文字が小さい場合は見落としがちですのでご注意ください。

入稿時必須チェック項目

ライオン印刷では「入稿時必須チェック項目」をもとに入稿データのチェックを行います。
当チェック項目に不備があると「データ不備」となり、再入稿していただくことになりますのでご注意ください。

上記の必須項目以外にも入稿データで設定された様々な仕様によって、仕上がりイメージに差が出てしまう可能性もございます。
また、印刷の際にどうしても回避することができない仕様もございます。

可能な限りお客様のイメージ通りの仕上がりとなるよう、あらかじめご確認いただきたい点を下記にご案内しておりますので、ぜひご一読ください。

  • 印刷に関して知っておいていただきたいこと

    • 印刷・断裁のズレ

      製作の工程のなかで、印刷・断裁の際に1~2mm程度のズレが生じることがあります。

    • 印刷の色ブレ

      同じ色でも、温度や湿度など微妙な環境の変化がインクの定着や発色に影響し、色がブレる場合があります。

    • データのカラーモード

      CMYKにて印刷されます。RGBや特色で設定されたデータの場合は画面と出力の色が大きく異る場合があります。

    • ブラックの印刷

      CMYKを混ぜたリッチブラックの場合は色ズレや色移りが生じる場合があるため、ブラックはK値のみで設定されることをおすすめします。

    • 特殊効果・透明効果について

      透過・ドロップシャドウ・ぼかし・スウォッチパターン等の特殊効果を使用した場合、印刷に不具合が発生します。

    • 繊細なデザインの印刷表現について

      同系色でお色味の差があまり無いデザインは、印刷に反映されない場合があります。

  • データ作成のポイント