1. 名刺印刷のライオン印刷
  2. データ作成ガイド
  3. 印刷・断裁のズレについて

印刷・断裁のズレについて

production guide
印刷・断裁の際に1~2mm程度のズレが生じることがあります。

2mmまでのズレについては許容範囲とさせていただいております。

お客様からいただいたデータは仕上がりサイズの用紙に印刷するものではなく、大きな紙にレイアウト(面付け)したものを印刷し、断裁機を使用して断裁いたします。
その工程で機械の誤差の範囲で若干のズレが生じ、印刷する用紙や湿度・温度によってこのズレの範囲に差が出ます。

可能な限りズレを最小限に抑えるよう日々努力を重ねておりますが、現在のライオン印刷では「2mmまでのズレについては仕様」とさせていただいております。
上記ズレが生じた際に可能な限りデザインを崩すことなくお届けできるよう、下記の2点を入稿データでの必須チェック項目としています。

ご入稿前にはぜひご確認くださいますようお願い申し上げます。

端のレイアウト・塗り足し不足にご注意ください。

上記ズレを包含するために、下記の点にご注意のうえデータ作成を行っていただく必要がございます。

印刷切れを防ぐためには、必須の印刷要素は仕上がり線から3mmずつ内側におさめる必要がございます。

仕上がり線ギリギリのレイアウトに関する詳細については、下記ページ内にてご説明しております。

塗り足し範囲 の部分には印刷が切れると問題となる要素が入らないようお願いいたします。
塗り足しのサンプル画像
※画像は IllustratorCC のものです。
裁ち落としデザインの場合は塗り足しが必要となります。

裁ち落としデザインの際の塗り足しに関する詳細については、下記ページ内にてご説明しております。

塗り足し範囲 の部分が塗り足しを行っていただく範囲となります。
塗り足しのサンプル画像
※画像は IllustratorCC のものです。

入稿時必須チェック項目

ライオン印刷では「入稿時必須チェック項目」をもとに入稿データのチェックを行います。
当チェック項目に不備があると「データ不備」となり、再入稿していただくことになりますのでご注意ください。

上記の必須項目以外にも入稿データで設定された様々な仕様によって、仕上がりイメージに差が出てしまう可能性もございます。
また、印刷の際にどうしても回避することができない仕様もございます。

可能な限りお客様のイメージ通りの仕上がりとなるよう、あらかじめご確認いただきたい点を下記にご案内しておりますので、ぜひご一読ください。

印刷タイプ・入稿データが異なる場合

ご注文の印刷タイプとご入稿データが異なる場合、ご注文の内容で作成をいたします。あらかじめご了承ください。
※ご注文の印刷タイプ、ご入稿データにお間違いがないようにご注意ください。

例:
ご注文内容 :片面白黒 
ご入稿データ:リッチブラック(4色掛け合わせ)
ご注文内容の「片面白黒」で作成いたします。

リッチブラックについては下記ページをご覧ください。
ブラックの印刷

注文内容・入稿データの仕上がりサイズについて

ご入稿時のチェック項目で「了承済みのためそのまま進行」をご選択いただいており、ご注文内容とご入稿データのサイズが異なる場合は、ご注文サイズの中央合わせで作成をいたします。あらかじめご了承ください。
PowerPoint・Word・Canvaでデータ作成をされる場合は特にご注意ください。

不要なデータの削除のお願い

制作の際のエラーを防ぐためにもお手数ではございますが、印刷に不要なデザイン(例:断裁位置の線や非表示レイヤー等)につきましては削除いただきご入稿いただけますようご協力のほどよろしくお願いいたします。
※印刷に不要なデザインが含まれていた際の刷り直し対応等は出来かねます。

レイヤーの作成・統合について

ライオン印刷で配布しておりますテンプレートのレイヤーは「入稿データ」「ガイド」「説明」の3つのレイヤーに分かれています。
デザインデータは「入稿データ」レイヤーに配置してください。

複数のレイヤーでデザインを作成される場合、テンプレートにあらかじめ設定されているレイヤーは残したまま、印刷をご希望のデザインのみを1枚のレイヤーに統合してください。

また、印刷をご希望でないオブジェクトや罫線は必ず削除してください。
※複数のレイヤーによる不具合が発生した場合の刷り直し対応等は出来かねます。

  • 印刷に関して知っておいていただきたいこと

    • 印刷・断裁のズレ

      製作の工程のなかで、印刷・断裁の際に1~2mm程度のズレが生じることがあります。

    • 印刷の色ブレ

      同じ色でも、温度や湿度など微妙な環境の変化がインクの定着や発色に影響し、色がブレる場合があります。

    • データのカラーモード

      CMYKにて印刷されます。RGBや特色で設定されたデータの場合は画面と出力の色が大きく異る場合があります。

    • ブラックの印刷

      CMYKを混ぜたリッチブラックの場合は色ズレや色移りが生じる場合があるため、ブラックはK値のみで設定されることをおすすめします。

    • 特殊効果・透明効果について

      透過・ドロップシャドウ・ぼかし・スウォッチパターン等の特殊効果を使用した場合、印刷に不具合が発生します。

    • 繊細なデザインの印刷表現について

      同系色でお色味の差があまり無いデザインは、印刷に反映されない場合があります。

  • データ作成のポイント