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名刺用紙の厚さに関して

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名刺用紙の厚さに関して

名刺を作るときの用紙の厚さについて、考えておくべきこと

通常使われている名刺用紙は、プリンタなどで使うコピー用紙よりも厚いことがほとんどです。薄ペラペラとした紙では、本来の役目を果たすことは出来ません。

営業ツールとして欠かすことの出来ない大切なものですが、相手に渡った後も、長く保管されることがほとんどのため、名刺にはある程度の厚さが必要です。相手に渡した名刺は、渡された本人が保管することもありますが、会社によっては一カ所に集められ、名刺情報の登録作業が行われることもあります。

では厚ければいいのかというと、ある程度厚くなると、保管したり、持ち歩いているだけで、角がすれたり、折り目が付いたりしてしまい、使えなくなってしまいます。また名刺入れに入る枚数も限られてしまうため、多くの人と一度に会うような場合には、補充しなければならず、不便です。用紙を選ぶ際には色やサイズだけでなく厚みにも注目してみましょう。

名刺用紙の厚さで変わる文字の印象

印刷技術が進歩した現代では、名刺も様変わりをして来たようです。まだオフセット印刷しか無かった時代には、名刺に使用する用紙はどんな厚みでも対応が出来たそうです。むしろ、厚口の用紙の方がしっかりとした力強い文字を印刷できたので、そこから受ける印象もまた違うものがあったようです。

一方現在では、オフセット印刷に加えてオンデマンド印刷も需要が多く、印刷会社の高機能なプリンターでも使用出来ない厚さの用紙も出てくるようになり、厚口の名刺は少なくなったという事です。

もっとも、名刺の厚さが薄くなって来たのは、印刷の手法だけが理由ではなく、薄い紙の方がスタイリッシュに見えるという時流に沿っているという説もあります。勿論名刺を作っている印刷会社には、様々なニーズに応えられるようになっているという事で、好みの厚さ、色、デザイン等について良く相談をされる事をお勧めします。

ライオン印刷
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ライオン印刷スタッフ
印刷業界10年以上の大ベテラン。お客様にご入稿いただいたデータのチェックや校正をはじめ、ONdesign(オンデザ)のデザインテンプレートを作成したり、X(@Lion_meishi)の中の人だったりとマルチなスタッフです。