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名刺のデザインをかっこいいものにするために

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名刺のデザインをかっこいいものにするために

かっこいいデザインの名刺を作るのであれば

名刺を持つということは、ビジネスにおいて必須ともいえることでしょう。最近では、プライベートで作る人もいますし、海外でも日本と同じようにビジネスシーンで使用されている国も存在します。多くの人が活用するようになったこともあり、どれだけ目立つデザインにするのか、かっこいいものを作るのかということも重要になってきているでしょう。

同じものを作っていたのでは、やはり印象に残りません。印象に残り覚えてもらうことも必要です。だからといって、ごちゃごちゃしたものは敬遠してしまう恐れがあります。何を印象に残したいのか、どんなことを知ってほしいのかを考えて作っていくと、素晴らしい名刺を作ることができるようになります。

かっこいいデザインにするのであれば、まず誰が見てそう思うのかということを考えていく必要があるでしょう。主観的要素になってきますので、人によってはそう思わないことも出てくるからです。デザインとしては重要なポイントであり、取引先などを想定しておくことによって、有効なものになります。

クールな感じを作り出すということでは、シンプルにまとめるという方法があります。ごちゃごちゃしたものは、名刺の情報が見にくくなりますし、かっこいいとは言えません。横に使って、下半分に名前と情報を入れて、上には社名だけをシンプルに入れるというのもいいでしょう。簡潔で見やすく、シンプルにままとまったものが出来上がります。他にも、ベースの色をクリーム色などの薄い色をベースにして、名前の部分は色を強めて白抜きや箔押し加工にする方法もあります。色の構成を考えるだけでも、かなりクールなデザインとして印象を与えることが出来ます。

英語にしたり2つ折りを有効に活用

かっこよさを演出するために、日本語から英語にするというのもひとつです。すべて英語にしてしまえば、かなりクールなデザインにまとまるでしょう。書体もできれば細い文字にして、背景を作り白抜きにするといった方法をとれば、かなりまとまってきます。日本語で話ができなくなると思うのであれば、裏面には日本語読みで作るという方法をとることで対応させることができるでしょう。ただし、やり過ぎると逆効果ですし、背景をごちゃごちゃさせると、白抜きでも文字が読みにくくなります。シンプルで分かりやすい事がポイントになってくるでしょう。

加工方法ということでは、単純に2つ折りや3つ折りを利用するという方法もあります。多くの情報を載せることができるだけではなく、はっきりとした印象を与えます。一般の名刺とは違った印象を与えますので、デザインとの組み合わせを考えれば、効果は増大していくことになるでしょう。写真のようなものを効果的に活用しても、紙面が大きい分だけ余裕も持てるからです。この場合には、2つ折りの特長を活かして名刺とショップカードを1枚にまとめることも可能です。お店や商品などを宣伝することも出来ますし、または、店舗などで使用する、スタンプカードとして利用されることもあります。シンプルな中に主張を作るためにも、紙面の大きさをうまく使うことがスッキリまとまったものとなります。

用紙の効果をうまく使っていく

紙自体を考えてみるのも、ひとつのデザインパターンとなるでしょう。例えば、わらがみを使ってみるという方法です。最近あまり見かけなくなってきましたが、昔はよく見かけたわら紙よりも上質なものを使うことができます。ナチュラルな色合いを生かすことができると、かなりクールな出来上がりになっていくでしょう。インク自体も相性がいいことが多く、エコということも前面に出すことができます。仕事によっては不向きの場合もありますが、少なくても暖かみを出すことができるため、かっこよさも出しやすいことは確かです。

同じように、高級和紙を使う方法もあるでしょう。日本の伝統的な紙を使うことによって、質感を大きく高めることができます。ここに和風のデザインを入れてしまうというのもひとつの方法で、まとまりが良くなるでしょう。使用する雰囲気にあわせて用紙を選択することで、面白さもありかっこよく仕上げることもできるでしょう。

特殊な用紙もいろいろとありますが、シェルリンなどはラメが入ったような仕上がりになります。透明感を出すことができるようにもなり、かなり差別化を進められる用紙でしょう。流れるようなデザインにこうした用紙を使えば、確実に目に留まるカッコよさができます。光によって質感が変わってみるパール調の用紙も重要です。こうした用紙であれば、やわらかなデザインを作れますが、逆に直線的なデザインと混ぜることで、効果を引き出すこともできるでしょう。かっこよさとは、対比のバランスでも変わってきます。

思い切ったことをしてみるということも重要ですが、最終的にはまとまりを持たせるためにシンプルに削り取っていくことが、デザインをまとめるポイントになってくるでしょう。

ライオン印刷
WRITER
ライオン印刷スタッフ
印刷業界10年以上の大ベテラン。お客様にご入稿いただいたデータのチェックや校正をはじめ、ONdesign(オンデザ)のデザインテンプレートを作成したり、X(@Lion_meishi)の中の人だったりとマルチなスタッフです。