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名刺はパソコンを使って安価に発注

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名刺はパソコンを使って安価に発注

パソコンを使って名刺印刷

名刺というものは、印刷業者に出すだけではなく、社内で作るところも増えました。パソコンで簡単にデザインすることができるからです。プリンターも格安で手に入るようになり、その質も上がっています。専用用紙も手に入れることができるため、かなり多くのところで作られるようになったといえるでしょう。サイズもロットも自分で決めることができますし、用紙もたくさんの種類の中から選択することができます。

ソフトも簡単に手に入れることができるのは大きいでしょう。これまで印刷をするということでは、イラストや写真加工用の専用のソフトを購入することがほとんどでした。金額もびっくりするほど高く、簡単に購入できるものではありません。その操作も独特で、直感でできるものではないでしょう。学校などで習わなければいけないこともあるほど難解で、使いこなすことだけでも仕事になってしまうようなものです。これでは大きな負担になってしまっていたのも致し方ないでしょう。

ですが、現在はもっと簡単で、操作も直感的です。だれでも簡単に作れるようになったため、パソコンで名刺を作るところも増えたといえます。作る手順を考えても、ロゴなどが決まっていればそれを取り込み、パズルのようにくみ立てていけばいいだけです。会社名や住所、電話番号といい多要素のほかに、携帯電話の番号やメールアドレスも入れておけば、連絡も簡単になるでしょう。事前に入力しなければいけない項目を上げておくと、失敗はなくなるでしょう。

デザインをまとめること

名刺はビジネスツールとしての印象が強いと思いますが、ビジネスだけでなくプライベートでのコミュニケーションツールとして活用する方が増えています。プライベートな場所で会社名が入った名刺を出したくない人もいますし、学生や主婦の方はもともと持つ習慣がありません。趣味の会やオフ会、婚活、パーティなどの場所で、プライベート用の名刺があれば簡単に連絡先を交換することができます。交流会などでは、その場でメールアドレスなどを交換する時間がない場合もありますし、いちいちアドレスをメモするのが面倒でもあります。そのようなときに、プライベート用があると便利です。

名刺にはデザインのメリハリが必要です。一体何を見せたいのか、それを考えていかなければいけません。文字のフォントのサイズから始めていくことになりますが、最低でも7pt以上にするということが大切です。大きさの指定ができますので、これを下限にすると、見やすくなります。さらに、名前の部分は18pt前後程度にしましょう。これによって、全体を締めることができるようになります。名前が小さくなってしまうと、いったい何を伝えたいのかわからなくなってしまいます。これでは意味がありません。

パソコンを使うとどうしてもいろいろなフォントが目に入ります。使ってみたくもなりますが、結果的に見づらいものになってしまうでしょう。パッと見て、瞬間的に判断することができないものは意味がありません。見やすさを重視するとともに、シンプルで見やすいフォントにするということが重要になってくるでしょう。

ポイントとして、余白の問題もあります。何でも情報を詰め込みたくなってしまいますが、これが失敗のもとになってしまいます。適度に余白をとることによって、空間に余裕ができます。文字を見せやすくもなりますし、窮屈な印象も与えずにすむでしょう。細かなデザインにして、多くの情報を入れたいのはわかりますが、そこはしっかりと整理します。そのうえで、余白を十分にとることができれば、見やすくわかりやすい状態の名刺を作ることができるでしょう。

安価でできる名刺の作成

実際の問題として、家庭用プリンターなどを使って名刺を作るのは難しくはありません。ですが、デザインや品質という面では、決してクオリティーの高いものはできないでしょう。特にデザインのまとまりということは、素人では超えられない壁もあります。どんなにパソコンで簡単に作れたとしても、最終的には素人であるということがわかってしまうのは、デザインに問題があるからです。

余白の使い方ということも同じことがいえます。名刺の存在ということを考えれば、できるだけ最小限の情報で、最大限伝えるということが、デザインの最終着地地点となります。余白をうまく使っていくということも、同じ意味を持っています。ところが、これを説明するのは難しく、経験を積み作り上げていくしかない部分もあるからです。印刷の品質ということを見ても、業者に依頼するのには勝てません。紙質はいろいろと選べたとしても、印刷品質はそこまで高くなることはないでしょう。家庭用のものでは限界があるからです。

現在は印刷の注文も簡単になりました。パソコンを使えば、簡単に作り上げて注文ができます。作り方がわからなければ、テンプレートを使えば、だれでもデザインをまとめることができるでしょう。単価としても、非常に安価なものになり、自家印刷するのとあまり変わりません。自分で作れば紙代だけと思いがちですが、印刷するためにはインク代もかかります。デザインを作り、印刷して切り離す人の人件費も必要でしょう。それだけのコストを考えれば、専門店に依頼する方が安上がりでスムーズであるということも見えてくるはずです。短納期で依頼することもできますので、コストを考えて自家印刷をしているのであれば、1度考えてみるといいでしょう。その差の大きさを実感することができますし、高い品質の名刺を簡単に手にすることができるからです。

ライオン印刷
WRITER
ライオン印刷スタッフ
印刷業界10年以上の大ベテラン。お客様にご入稿いただいたデータのチェックや校正をはじめ、ONdesign(オンデザ)のデザインテンプレートを作成したり、X(@Lion_meishi)の中の人だったりとマルチなスタッフです。