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人気の名刺の特徴と初心者でも失敗しない作り方をやさしく解説

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投稿日: 2019年12月19日
更新日: 2025年9月1日
人気の名刺の特徴と初心者でも失敗しない作り方をやさしく解説

「せっかく名刺を作るなら、印象に残る人気の名刺にしたい!」そう考える方は多いのではないでしょうか。でも、「どんな名刺が人気なの?」「自分でも作れるのかな?」と、ちょっぴり不安になることもありますよね。

ご安心ください! この記事では、人気の名刺に共通する特徴から、初心者さんがうっかりやりがちな失敗、そしてそれを避けて素敵な名刺を作るためのとっておきのコツまで、やさしく解説します。あなたの個性を引き出す名刺作りのヒントになれば嬉しいです!

目次

人気の名刺にはどんな特徴がある?

「人気のある名刺」と聞いて、どんな名刺を思い浮かべますか? 実は、人気を集める名刺にはいくつかの共通点があるんです。

人気の名刺は見た目に個性がある

流行りの名刺は、やっぱり見た目に「個性」があるのが大きな特徴です。ただ名前や連絡先が書いてあるだけではなく、「おっ!」と目を引くようなデザインや、その人らしさが伝わる工夫がされています。

シンプルだけど目を引く色使いだったり、少し変わった形の文字(フォント)を使っていたり、はたまたユニークなイラストが描かれていたり。ぱっと見たときに「この名刺、素敵だな」と感じさせる魅力があるんです。

人気の名刺は、渡した相手の印象に残りやすい

個性が光る名刺は、渡した相手の印象に残りやすいという特徴もあります。たくさんの名刺を受け取る中で、どんな名刺が記憶に残るかというと、やはり「あの時の、あの名刺!」と具体的に思い出せるような名刺ですよね。

シンプルだけど目を引く色使いだったり、少し変わった形の文字(フォント)を使っていたり、はたまたユニークなイラストが描かれていたり。ぱっと見たときに「この名刺、素敵だな」と感じさせる魅力があるんです。

人気の名刺は用途や職業に合わせたデザインが工夫されている

単に見た目が個性的というだけでなく、人気の名刺は「誰に渡すのか」「どんな仕事をしているのか」といった、名刺の用途や職業に合わせてデザインが工夫されています。

たとえば、クリエイティブな仕事をしている方なら、遊び心のあるデザインや色使いで「この人はクリエイターなんだな」と一目でわかるような名刺。堅実なビジネスパーソンなら、シンプルで信頼感のあるデザイン、といった具合です。その名刺が「誰にとって、どんな場面で役立つか」を考えて作られているからこそ、多くの人に選ばれているんですね。

人気の名刺に見られるデザインの共通点とは?

人気の名刺には、見た目の個性だけでなく、デザインにいくつかの共通したポイントがあります。これらのヒントを知ることで、あなたの名刺作りにも役立てられますよ。

人気の名刺はイラストや写真が効果的

最近特に人気なデザインなのが、イラストや写真が効果的に使われている名刺です。

イラスト入りの名刺は、親しみやすさや雰囲気を伝えやすい

例えば、似顔絵イラストが入っていたり、可愛い動物のイラストが添えられていたりすると、名刺全体に親しみやすい雰囲気が生まれます。「この人、なんだか話しやすそうだな」と感じてもらいやすくなりますし、あなたの趣味や人柄もさりげなく伝えることができます。

お店の名刺であれば、そのお店のロゴマークや、提供しているサービスのイメージをイラストで表現することで、見た人にサービスの雰囲気や魅力を直感的に伝えることができますよ。

人気の名刺はモノクロでもシンプルで洗練されている

名刺は、「カラーじゃないと地味に見えるかも?」と思うかもしれませんが、モノクロ(白黒)の名刺でも、シンプルながら洗練されたデザインはとても人気があります

白黒名刺は落ち着いた印象で人気があり、コストも抑えられる

白黒の名刺は、落ち着いた印象を与え、信頼感やプロフェッショナルな雰囲気を演出しやすいのが特徴です。余計な色がない分、文字が際立ち、情報がスッキリと伝わります。

また、カラー印刷に比べてコストを抑えられるというメリットもあります。名刺作成の費用を抑えつつも、センスの良い名刺を作りたい方にぴったりです。名刺用紙の質感にこだわったり、文字の配置を工夫したりするだけで、ぐっとおしゃれに見えますよ。

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人気の名刺は角丸や特色などの加工がされている

「ちょっと差をつけたいな」という名刺には、デザインだけでなく、「加工」が施されていることもあります。

ライオン印刷では加工も多数ご用意!

箔押しやカッティング加工で、質感にアクセントをつける

例えば、名刺の角を丸くする「角丸(かどまる)加工」は、やわらかく親しみやすい印象を与え、女性を中心に人気です。受け取ったときの指への感触も良く、ちょっとしたおしゃれ感が演出できます。

また、会社のロゴマークなどをキラリと光らせる「箔押し(はくおし)」や、名刺の一部を切り抜く「カッティング加工(型抜き)」など、特別な加工を施すことで、名刺の質感にアクセントをつけ、強く印象付けることができます。これは、少しコストがかかりますが、個性を際立たせるにはとても効果的な方法です。

人気の名刺を初心者が活用するコツ

人気の名刺デザインを取り入れたいけれど、「どうすればいいの?」と迷う初心者さん向けに、具体的なコツをご紹介します。

人気の名刺は、まず名刺のテンプレートを参考にすると安心

いきなりゼロから人気の名刺デザインを真似するのは難しいですよね。そんな時は、名刺作成ソフトや「Canva」などのデザイン作成系のWebアプリにある「名刺テンプレート」を参考にすることから始めましょう

人気の名刺テンプレートは「見やすさ」「バランスの良さ」「おしゃれさ」を考えて作られています。そこから自分の好みのものを選び、色や文字を少し変えてみるだけでも、失敗なく今っぽい名刺を作ることができますよ。まずは「真似る」ことから始めてみましょう。

人気の名刺は、イラストや写真は「自分の職種に合ったもの」を選ぶ

イラストや写真を入れるのが人気だと聞くと、何でもかんでも入れたくなるかもしれません。でも、一番大切なのは「自分の職種や目的に合っているか」です。

例えば、洋菓子屋さんなら可愛いケーキのイラストはぴったりですが、金融関係の仕事なら、あまりにもポップなイラストは逆効果になることも。イラストや写真は、あなたの仕事内容を分かりやすく補足したり、親しみやすさを加えたりする目的で選ぶと良いでしょう。自分の仕事内容とズレたイラストは、かえって相手を混乱させてしまうこともあります。

人気の名刺は、モノクロとカラーのバランスを考えて使い分ける

モノクロとカラー、どちらも人気のデザインはあります。大切なのは、目的に応じてバランスを考えて使い分けることです。

  • 信頼感を重視するならモノクロ
    落ち着いた雰囲気で、文字情報をしっかり伝えたい場合は、モノクロを基調にすると良いでしょう。
  • 個性を出すならカラー
    親しみやすさやクリエイティブな印象を伝えたい、自分の世界観を表現したい場合は、色を効果的に使ったデザインが向いています。

どちらか一方にこだわるのではなく、あなたの「伝えたいこと」に合わせて、モノクロとカラーのバランスを考えてみてください。

人気の名刺でも初心者がやりがちな失敗とは?

「人気があるから」と安易に名刺のデザインに取り入れると、かえって失敗してしまうこともあります。特に初心者が陥りがちな落とし穴を見ていきましょう。

人気の名刺でも、イラストが仕事とかけ離れているとミスマッチになる

SNSで流行っているイラストや、個人的に好きなキャラクターを名刺に入れてしまう。これは、人気があるからといって安易に飛びつきがちな失敗です。

もしイラストがあなたの仕事内容や、相手に伝えたいイメージとかけ離れていると、「この人は何を伝えたいんだろう?」と相手を混乱させてしまう「ミスマッチ」になってしまいます。あなたのビジネスにとって本当にプラスになるかをよく考えて選びましょう。

またフリー素材以外の場合は著作権の侵害にあたる場合もありますので、この点も注意しましょう。

人気のある名刺デザインに加工を入れたけど用紙や印刷品質が粗いと逆効果

「角丸加工がおしゃれだからやってみよう」「箔押しで高級感を出したいな」と、加工に興味を持つ方もいるでしょう。しかし、加工だけ取り入れても、名刺用紙や全体の印刷品質が粗いと、残念ながら逆効果になってしまいます

例えば、薄い用紙に凝った加工をしても、安っぽさが目立ってしまったり、印刷の仕上がりがぼやけていると、せっかくの加工も台無しになってしまいます。加工を考えるなら、それに見合った用紙選びや印刷品質を選ぶことが大切です。

人気の名刺でも、文字が読みづらくなってしまうと本末転倒

どんなに個性的で人気のデザインでも、名刺に書かれた文字が読みづらくなってしまったら、本末転倒です。名刺は情報を伝えるためのツール。肝心な名前や連絡先が読めなければ、名刺としての役割を果たせません。

例えば、文字の色が背景の色と同化してしまったり、小さすぎる文字サイズにしたり、特殊なフォントを使いすぎたりすると、読みづらさの原因になります。おしゃれさよりも、まず「伝わること」を最優先に考えましょう。

人気の名刺を失敗せずに作るときのポイント

これらの失敗を避け、人気の要素を取り入れつつも、確実に良い名刺を作るためのポイントをまとめました。

人気の名刺は「職種に合わせた素材選び」がカギ

人気の名刺を作るなら、まずは「自分の職種に合わせた名刺用紙選び」がとても重要です。

例えば、デザイナーやクリエイターの方なら、質感のある特別な名刺用紙を選んで感性を表現するのも良いでしょう。一方で、士業やコンサルタントの方なら、厚みがあり、手触りの良い上質な白い用紙を選ぶことで、信頼感や誠実さを伝えることができます。

名刺用紙の選び方一つで、名刺全体の印象が大きく変わるので、ぜひあなたの仕事内容と、相手に伝えたいイメージに合うものを選んでみてください。

人気の名刺は、イラストや写真は色味・解像度を確認する

イラストや写真を使う場合は、印刷した時に「あれ?思った色と違う…」「なんだかぼやけている…」とならないように、以下の点をしっかり確認しましょう。

  • 色味
    パソコンの画面で見る色と、印刷された色には違いが出ることがあります。特に、鮮やかな色は印刷すると少し沈んだ色になることも。心配な場合は、印刷会社に相談したり、試し刷りをしたりして確認しましょう。
  • 解像度
    写真やイラストは、印刷に適した十分な「解像度」(画像の細かさ)があるかを確認してください。ウェブサイトからダウンロードした画像は、印刷には解像度が低すぎることが多いので注意が必要です。最低でも「300dpi(ドット・パー・インチ)」程度はほしいところです。

人気の名刺は、モノクロかカラーか目的に応じて選ぶ

人気の名刺にはモノクロもカラーもありますが、どちらを選ぶかは、名刺を使う「目的」に応じて決めるのが賢明です。

  • ビジネスで信頼感を重視するならモノクロ(+差し色)
    落ち着いた印象を与えたい場合は、基本はモノクロにし、ワンポイントで会社のロゴの色を入れるなど、控えめに色を使うと洗練された印象になります。
  • 個性や親しみやすさを重視するならカラー
    自分の個性を強く出したい、親しみやすい雰囲気を作りたい場合は、効果的に色を使ったデザインが良いでしょう。ただし、色を使いすぎるとごちゃごちゃするので、2~3色に絞るのがおすすめです。

まとめ|人気の名刺を作るなら「個性と読みやすさ」のバランスを

今回は、人気の名刺の特徴と、初心者さんが失敗せずに作るためのコツについてお話ししました。

人気の名刺は、確かに「人の目に留まりやすく」、そして「信頼感も与えられる」デザインが共通しています。

もしあなたが人気の名刺デザインを参考にしたいなら、単に見た目を真似するだけでなく、「自分らしさ」と「相手が読みやすいか」という相手視点を忘れずに取り入れることが大切です。

今回ご紹介したポイントさえしっかり押さえれば、初心者さんでも、きっと相手の記憶に残る、あなたらしい素敵な名刺が作れるはずです。ぜひ、楽しみながら名刺作りを進めてみてくださいね!

ライオン印刷
WRITER
ライオン印刷スタッフ
印刷業界10年以上の大ベテラン。お客様にご入稿いただいたデータのチェックや校正をはじめ、ONdesign(オンデザ)のデザインテンプレートを作成したり、X(@Lion_meishi)の中の人だったりとマルチなスタッフです。