1. 名刺印刷のライオン印刷
  2. コラム一覧
  3. 名刺デザイン
  4. 名刺に箔押し加工を施しインパクトを強める

名刺に箔押し加工を施しインパクトを強める

column
名刺に箔押し加工を施しインパクトを強める

インパクトを強める箔押しの効果

名刺というものは、ビジネスの世界で当たり前に目にするものです。普遍的なものであり、あって当たり前、なくては困ることは間違いありません。IT社会になり、SNSなどで調べればいらないと公言する人もいますが、そんなことがあるはずもなく、だれもが使っているものでしょう。海外でも浸透しており、さまざまな名刺が作られるようになったのが、そもそも大きな流れになっていることを考えなければいけません。それだけの効果を持っているのですから、もっと有効に活用するべきでしょう。

名刺を交換した時の印象とは、一体何かということを考えていくと、工夫の方法が見えてくるようになります。だれもが使うものだからこそ、差別化を図るということも必要です。目立つということだけではなく、強い印象を残すということを考えなければ、効果的に使えないのだからこそ、差別化が必要になってきます。デザイン的に差別化を進める方法もありますが、インパクトというところでは、難しい面もあるのは確かです。そこで、箔押しという方法をとってみると、これまでにはないインパクトを作り出すことができるようになります。

箔押しとは、主なものとして金や銀の箔を使った加工方法です。名刺の表面に貼り付けることによって、紙の質や印刷とは違った質感を出すことができるようになります。金や銀にするということは、だれでも目を引くようになるでしょう。何も大きなデザインにしなくても、ワンポイント入るだけで違いを生み出すことができます。高級感ということでも差別化を進めることができるため、大きなインパクトを生み出す方法です。

名刺の印象を高めて顔を覚えてもらうために

箔押しは、手間をかけて作る方法です。細かな部分にまで気をつけて加工していくことになるため、仕上がりの質感が上がります。仕上がりの質感は、そのままインパクトにつながっていくことになるのですから、取引先やお客さまに対して、質感の違いを印象に残すことになるでしょう。光り方を見ているだけで、美しさを感じることができるのは、デザインだけではカバーできない部分です。実際に印刷では、金や銀の箔を作り出すことは難しいといっていいでしょう。それだけの違いができることを考えると、デザインの中で生かすことができるようになります。

こうしたインパクトを残すということは、名刺と顔をつなぐ条件にもつながっていく部分です。名刺を見た時に、相手の顔を思い出せるかどうかは、印象付けにかかっているといっていいでしょう。強い印象を生み出すことができれば、自然と顔が浮かんできます。自分でも、もらった名刺を見てみるとわかることですが、それだけ大きな要素になるのが印象です。箔押しにすることによって、明らかに強い印象を作り出し、その人の顔とつながりが付くようになってきます。これまであまり覚えてもらえなかったようなことがあった場合でも、こうした工夫によって改善がみられることも出てくるため、検討する価値はあるでしょう。

安価で作成できるようになったこと

現在の名刺に使われている箔押しは、金や銀だけではありません。高級感とインパクトを高めるために、他の色も使うことができます。金だけでもつやありとつや消しがありますし、グリーンやブルーもあります。カラフルな箔押しにすることによって、デザインも大きく変化させていくことができるでしょう。現在の名刺のデザインに対して使う方法もありますし、箔押しするということを前提にデザインを展開すれば、さらに活かしていくことができるようになります。鮮やかな色合いを前面に持ってくることができますし、ラインなどで使えば鮮やかな印象も作り出すことができるのが箔押しです。以前のように、会社のロゴなどに使うと圧力が高まりますが、デザインの中にいかせればやわらかな印象も作れます。高級感ということでも、高いレベルにしていくことができますので、大きな差別化を産みだすことができるでしょう。

箔押しの高級感は、実際に加工賃が高かったということも起因しています。かなりの金額がかかる加工で、簡単にはできなかった方法です。そのため、高級であるとだれもが感じるようになります。ところが、現在はインターネットでの印刷ができる会社に依頼すれば、名刺自体の印刷コストを削減することができるため、かなり安価に作れるようになりました。このコスト削減効果を活用すれば、箔押しにしたとしても、そこまで大きな費用にはなりません。箔押し加工自体もリーズナブルにできるようになっているため、ずっと使いやすくなるといえます。

スピードの速さも利用価値の一つになってくるでしょう。一般的な印刷会社に依頼するのに比べて、はるかにスピーディーに納品してくれるようなインターネットの印刷会社もあらわれています。安価で欲しいときに手にすることができるのですから、箔押し加工を活用するうえでも価値を見いだしていくことができるはずです。

ライオン印刷
WRITER
ライオン印刷スタッフ
印刷業界10年以上の大ベテラン。お客様にご入稿いただいたデータのチェックや校正をはじめ、ONdesign(オンデザ)のデザインテンプレートを作成したり、X(@Lion_meishi)の中の人だったりとマルチなスタッフです。