本記事では、名刺を発注する際に用紙選びで迷っている方に向けて、紙質・厚み・質感の違いと選び方を解説します。
- 名刺用紙は大きくコート紙・マット紙・上質紙・特殊紙の4種類に分かれる
- 厚みはkg表記で表され、180〜220kgが名刺の標準的な厚み
- 質感は触れた瞬間の印象を左右する重要な選択ポイント
- 職種・用途によって最適な用紙は異なる
- 迷ったら無料サンプルで実物を確認してから発注するのが確実
用紙選びで失敗しない最短ルートは、実物を手に取って確かめることです。ライオン印刷では40種類以上の名刺専用紙を取り揃えており、全用紙の無料サンプルを提供しています。
ライオン印刷で取り扱っている用紙サンプルのご請求はサンプル請求からどうぞ。
名刺用紙の種類一覧|コート紙・マット紙・特殊紙の違いを解説
名刺用紙は大きく4種類に分かれます。それぞれ発色・質感・筆記性が異なるため、デザインや用途に合わせて選ぶことが重要です。まずは各用紙の基本的な特徴を押さえておきましょう。
コート紙(光沢紙)の特徴と向いているデザイン
コート紙は表面に光沢コーティングが施された用紙です。発色が鮮やかでロゴや写真を使ったデザインを美しく再現できるのが最大の特徴です。ビジネス名刺の中でも最もポピュラーな用紙の一つです。
- 発色が良くカラフルなデザインに向いている
- 表面がツルツルしているため筆記性は低い
- 光の反射が強いため文字の視認性には注意が必要
写真・イラスト・カラーロゴを名刺に入れたい方に特におすすめです。
マット紙(マットコート紙)の特徴と向いているデザイン
マット紙は光沢を抑えたサラサラとした質感の用紙です。落ち着いた印象を与えるため、ビジネス名刺の中で最も幅広いシーンで使われています。用紙選びに迷った場合はマット紙を選んでおけば間違いありません。
- 光の反射が少なく文字の視認性が高い
- ある程度の筆記性があるためメモを書き込みやすい
- フォーマルなビジネスシーンから個人名刺まで汎用性が高い
シンプルなデザイン・文字主体の名刺・士業や医療系の方に特におすすめです。
上質紙の特徴と向いているデザイン
上質紙は塗工処理がされていないナチュラルな質感の用紙です。コート紙・マット紙と比べると発色はやや控えめですが、書き込みやすさと独特の温かみのある質感が特徴です。
- 筆記性が高くボールペンでの書き込みがしやすい
- 温かみのある素朴な質感が特徴
- シンプルな1〜2色デザインに向いている
手書きのメモを書き込む機会が多い方や、ナチュラルな印象を出したい方におすすめです。
特殊紙・エコ素材の特徴と向いているデザイン
特殊紙はコート紙・マット紙・上質紙以外の個性的な用紙の総称です。パール調・エンボス・クラフト・竹紙・米由来素材など、素材・質感・色味が多岐にわたります。他の名刺との差別化を図りたい方や、企業のブランドイメージを用紙で表現したい方に向いています。
- パール調:上品な光沢感で高級感を演出
- クラフト系:ナチュラル・エコなイメージを訴求
- エコ素材(竹紙・米由来・間伐材など):環境への取り組みをアピール
個性的な名刺を作りたい方・クリエイター・環境配慮型企業の方に特におすすめです。
名刺用紙の厚みの選び方|kg表記の見方と印象への影響
名刺用紙の厚みは、手に取った瞬間の印象を大きく左右します。薄すぎると頼りない印象を与え、厚すぎると名刺入れに収まりにくくなることもあります。適切な厚みを選ぶことで、名刺の完成度が大きく上がります。
名刺用紙の厚みはkgで表記される
名刺用紙の厚みは「kg」という単位で表記されます。これは用紙1,000枚を重ねたときの重さを表しており、数字が大きいほど厚い用紙になります。同じkgでも用紙の種類によって実際の厚みが異なる場合があるため、あくまでも目安として参考にしてください。
なおg/m²(グラム毎平方メートル)という単位で表記される場合もあります。一般的に名刺用紙は180〜225kg程度のものが多く流通しています。
厚みと印象の関係(薄め・標準・厚め)
| 厚み | 目安 | 印象 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 薄め | 〜160kg | 軽快・スタイリッシュ | 持ち運びやすいが耐久性に欠ける |
| 標準 | 180〜200kg | 信頼感・安定感 | 扱いやすく一般的なビジネス用途に適する |
| 厚め | 220kg〜 | 高級感・重厚感 | 印象的だが名刺入れにかさばりやすい |
お客様からは「前の会社で薄い名刺を使っていたが、ライオン印刷で厚めの用紙に変えたら取引先の反応が変わった」というお声をいただいています。
職種別おすすめの厚み
職種や用途によって適切な厚みの目安が異なります。
- 営業職・ビジネス全般:180〜200kgの標準厚みが扱いやすく枚数も持ち歩きやすい
- 士業・医療・金融:200〜220kgのやや厚めで信頼感・高級感を演出
- クリエイター・デザイナー:220kg以上の厚手で存在感のある名刺に
- 飲食・美容・サービス業:用紙の種類や加工で個性を出すため標準〜厚めが基本
名刺用紙の質感の違いと選び方|触れた瞬間の印象を左右する
名刺用紙の質感は、視覚だけでなく触覚にも訴えかける重要な要素です。同じデザインでも用紙の質感が変わるだけで、相手に与える印象は大きく異なります。ここでは質感を3つに分類して解説します。
ツルツル系(光沢・グロス)が向いている場面
表面がツルツルとした光沢系の用紙は、発色の鮮やかさと高級感が特徴です。手に取った瞬間に「きれい」「高品質」という印象を与えます。
- 写真・イラスト・カラーロゴを使ったデザインに最適
- 光沢感で視覚的なインパクトを与えたい場合に有効
- 飲食・美容・クリエイティブ系の名刺に向いている
ただし指紋が目立ちやすく筆記性が低いため、メモを書き込む機会が多い方には不向きです。
サラサラ系(マット・上質)が向いている場面
表面がサラサラとしたマット系・上質紙系の用紙は、落ち着いた上品な印象を与えます。光の反射が少ないため文字の視認性が高く、ビジネス名刺の定番として幅広い職種で選ばれています。
- シンプルで文字主体のデザインに最適
- 落ち着いた印象を与えたいビジネスシーンに向いている
- 筆記性があるためメモを書き込みやすい
指紋が目立ちにくく扱いやすいため、大量に配布するビジネス名刺に特に向いています。
ざらざら系(テクスチャー・特殊紙)が向いている場面
表面にテクスチャーがある特殊紙は、手に取った瞬間に「他と違う」という印象を与えます。エンボス加工・布目調・和紙調など質感のバリエーションが豊富で、名刺そのものが会話のきっかけになることもあります。
- 個性を強調したいクリエイター・デザイナーに向いている
- 企業のブランドイメージを用紙の質感で表現したい場合に有効
- 他の名刺と差別化したい方に特におすすめ
質感が強い用紙は印刷との相性があるため、事前にサンプルで確認してから発注するのが確実です。
職種・用途別おすすめ名刺用紙
用紙の種類・厚み・質感を理解したところで、次は職種・用途別に最適な用紙を絞り込みましょう。ライオン印刷への注文傾向も交えながら解説します。
営業職・ビジネス全般におすすめの用紙
営業職や一般的なビジネス用途では、清潔感・信頼感・扱いやすさのバランスが重要です。大量に配布することも多いため、コストパフォーマンスも考慮した選択が現実的です。
- おすすめ用紙:マシュマロCoC200kg・OKマットポスト220kg
- 厚みの目安:180〜200kg
- 質感:サラサラ系(マット・上質)
ライオン印刷では営業職のお客様からマシュマロCoC200kgのご注文が最も多い印象です。適度な厚みと発色の良さがビジネス名刺として使いやすいとご好評いただいています。
クリエイター・デザイナーにおすすめの用紙
クリエイターやデザイナーの名刺は、用紙そのものがデザインの一部です。個性・センス・こだわりを用紙の質感で表現することが重要です。
- おすすめ用紙:アラベール-FSスノーホワイト160kg・ヴァンヌーボV-FSホワイト195kg・特殊紙各種
- 厚みの目安:195〜235kg
- 質感:ざらざら系・テクスチャー系・特殊紙
デザインと用紙の組み合わせで名刺全体の世界観を作り上げることができます。サンプルで複数の用紙を比較してから選ぶのがおすすめです。
士業・医療・金融におすすめの用紙
士業・医療・金融系の名刺には、信頼感・誠実さ・高級感が求められます。派手さより品の良さを重視した用紙選びが重要です。
- おすすめ用紙:OKマットポスト220kg・FKスラットR225kg・ヴァンヌーボV-FSホワイト235kg
- 厚みの目安:200〜225kg
- 質感:サラサラ系・やや厚めのマット系
白さが際立つ用紙・適度な厚み・控えめな光沢感の組み合わせが、プロフェッショナルな印象を演出します。
飲食・美容・サービス業におすすめの用紙
飲食・美容・サービス業の名刺はショップカードを兼ねるケースも多く、デザイン性・個性・世界観の表現が重要です。用紙の色・質感・加工オプションを組み合わせることで他店との差別化が図れます。
- おすすめ用紙:アートポスト220kg・グラフィーCoCナチュラルGS160kg・竹紙・kome-kamiなどエコ系
- 厚みの目安:180〜220kg
- 質感:ツルツル系・特殊紙・カラー系
PP加工(グロス・マット)との組み合わせで耐水性を高めることもできます。飲食店や美容室ではPP加工との組み合わせが特に人気です。
名刺用紙の選び方まとめ|紙質・厚み・質感の3軸で絞り込もう
用紙選びは選択肢が多く迷いやすいですが、順番に絞り込んでいくことで最適な用紙にたどり着けます。以下の5ステップで考えると整理しやすいです。
用途が決まったら用紙のグレードで予算を決める
- STEP1:用途・職種で方向性を決める
営業職・士業・クリエイター・飲食美容など、職種と渡す相手のイメージに合わせて用紙の方向性を決めます。ビジネス全般ならマット系・コート系、個性重視なら特殊紙という方向性が基本です。 - STEP2:質感で絞る
ツルツル系(光沢・発色重視)・サラサラ系(落ち着き・視認性重視)・ざらざら系(個性・テクスチャー重視)の3つから、渡したい印象に合わせて選びます。 - STEP3:厚みで絞る
標準(180〜200kg)か厚め(220kg〜)かを予算と用途に合わせて決めます。迷ったら標準の200kgを選んでおけば間違いありません。 - STEP4:グレードで予算を決める
日常使いはレギュラー、こだわりたい場面はエクストラ以上という基準で選ぶのが現実的です。 - STEP5:迷ったらサンプルで確認する
ここまで絞り込んでもまだ迷う場合は、実物を手に取るのが最短ルートです。画面上の写真だけでは質感・厚み・発色を正確に判断することはできません。
迷ったらサンプルで実物を確認するのが最短ルート
用紙選びで最もよくある失敗は「画面で見て決めたら思っていた質感と違った」というケースです。特に特殊紙・プレミアム以上のグレードを検討している方は必ずサンプルで確認してから発注することをおすすめします。実際にサンプルを請求してから発注されるお客様が多く、「画面で見るより実物の質感が全然違った」というお声をよくいただいています。
ライオン印刷の名刺用紙ラインナップ|40種類以上から選べる
ライオン印刷では名刺専用紙を40種類以上取り揃えています。レギュラーからロイヤルまで7つのグレードに分かれており、日常使いのビジネス名刺から特別な場面で使う高級名刺まで幅広いニーズに対応しています。
レギュラー〜ロイヤルのグレード体系を解説
| グレード | 追加料金(名刺100枚あたり・税込) | 代表的な用紙 |
|---|---|---|
| レギュラー | 追加なし | マシュマロCoC180kg・マシュマロCoC200kg、OKマットポスト180kg・OKマットポスト220kg |
| エクストラ | 330円〜 | アラベール-FSスノーホワイト160kg、ヴァンヌーボV-FSホワイト195kg |
| スペシャル | 550円〜 | ヴァンヌーボV-FSホワイト235kg、竹紙100、kome-kami |
| ハイグレード&エコ | 1,100円〜 | マシュマロCoC225kg、モダンクラフトF、エコ間伐紙N |
| プレミアム | 2,200円〜 | ケンラン キラホワイト、シェルルックNツイン、真砂紙純白 |
| プレミアムSR | 2,750円〜 | ミランダスノーホワイト、OPPバナナペーパー、大礼ボード |
| ロイヤル | 3,300円〜 | 和紙 両面パール 白、クラシコトレーシング-FS |
※印刷代金は別途かかります。各グレードの詳細はライオン印刷の用紙ページをご確認ください。
人気用紙の特徴と選び方のヒント
ライオン印刷で最も注文が多い用紙はマシュマロCoCシリーズです。発色が良く写真やロゴを使ったデザインにも対応しやすいこと、価格がレギュラー用紙の中でも手頃なことが選ばれる理由です。
用紙選びに迷った場合は以下を参考にしてください。
- まず試したい方:マシュマロCoC200kg(レギュラー・定番)
- 落ち着いた質感が好みの方:OKマットポスト220kg(レギュラー・マット系定番)
- 少しこだわりたい方:ヴァンヌーボV-FSホワイト195kg(エクストラ・上品な厚み)
- 個性を出したい方:ジェントルSクロス175kg(スペシャル・布目調)
- エコ素材を使いたい方:竹紙100ナチュラル・kome-kami(スペシャル)
- 最上級の質感を求める方:和紙 両面パール 白(ロイヤル)
無料サンプル請求で実物を確認してから発注できる
ライオン印刷では全用紙の無料サンプルを提供しています。40種類以上の用紙を実際に手に取って厚み・質感・発色を確かめてからご注文いただけます。送料含め完全無料です。まとめて複数の用紙を請求して比較することもできます。
名刺用紙に関するよくある質問
名刺用紙を選ぶ際によく寄せられる疑問をまとめました。
- 名刺用紙の厚みはどれくらいが一般的ですか?
- 一般的な名刺用紙の厚みは180〜220kgが標準とされています。街の印刷店・ネット印刷会社ともにこの範囲の用紙が最も多く流通しています。迷った場合は200kg前後を選んでおけば間違いありません。薄すぎると頼りない印象を与え、厚すぎると名刺入れにかさばりやすくなるため、バランスの良い200kg前後が最も使いやすいです。
- 両面印刷に向いている用紙はどれですか?
- 両面印刷には表裏ともに印刷適性が高い用紙を選ぶことが重要です。ライオン印刷のレギュラー用紙であればマシュマロCoC・OKマットポストなど多くの用紙が両面印刷に対応しています。ただし一部の特殊紙・エコ素材はオンデマンド印刷との相性により両面印刷に対応していない場合があります。発注前に用紙ページで対応状況を確認することをおすすめします。
- エコ素材の名刺用紙はありますか?
- 両面印刷には表裏ともに印刷適性が高い用紙を選ぶことが重要です。ライオン印刷のレギュラー用紙であればマシュマロCoC・OKマットポストなど多くの用紙が両面印刷に対応しています。ただし一部の特殊紙・エコ素材はオンデマンド印刷との相性により両面印刷に対応していない場合があります。発注前に用紙ページで対応状況を確認することをおすすめします。
- 用紙によって印刷料金は変わりますか?
-
はい、用紙のグレードによって追加料金が発生します。レギュラー用紙は印刷代金のみで追加料金はかかりません。エクストラ以上のグレードは100枚あたり330円〜の追加料金が発生します。ただしグレードが上がるほど用紙の質感・個性が大きく広がるため、特別な場面や重要な取引先向けの名刺には上位グレードの用紙を選ぶ価値があります。
▶ 関連記事: 名刺印刷のおすすめサービスについて詳しくはこちらもご参照ください。
まとめ|名刺用紙は紙質・厚み・質感の3軸で選ぼう
名刺用紙は種類が多く迷いやすいですが、紙質・厚み・質感の3軸で順番に絞り込んでいけば必ず最適な用紙にたどり着けます。本記事のポイントを振り返ります。
- 用紙の種類はコート紙・マット紙・上質紙・特殊紙の4種類が基本
- 厚みは180〜200kgが標準・迷ったら200kg前後を選べば間違いない
- 質感はツルツル・サラサラ・ざらざらの3つから渡したい印象で選ぶ
- 職種・用途によって最適な用紙の方向性は異なる
- 迷ったら無料サンプルで実物を確認してから発注するのが最短ルート
用紙選びに正解はありません。自分や会社のブランドイメージと渡す相手に合わせて、最適な用紙を選んでください。
名刺用紙選びに迷ったらライオン印刷へ
40種類以上の名刺専用紙を取り揃えるライオン印刷なら、レギュラー用紙から最上級のロイヤル用紙まで全ての用紙を無料サンプルで実物確認してから発注できます。画面では伝わらない厚み・質感・発色を手で確かめてから選べるのは、ライオン印刷だからこそできるサービスです。
レギュラー用紙なら20枚264円〜(税込)から注文でき、営業日の午前10:59までにデータ入稿と決済が完了すれば最短当日発送にも対応しています。用紙選びに迷っている時間があるなら、まずサンプルを請求してみてください。