裏移り(色移り)

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裏移り(色移り)production guide

当ページでは裏移り(色移り)とブロッキングに関して記載しています。

裏移りとブロッキング

「裏移り」とは

印刷物を重ねたときに印刷面が上の紙の裏に色移(写)りすること。

断裁時の圧力や紙の折曲げや擦れ、断裁カッターを抜く方向などにより、重なり合う印刷物の表面や裏面、断裁面などにインクやトナーが
色移(写)りしたり、折曲げや擦れ、剥がれで発生する色の付いた細かい紙粉が表面に付着してしまう現象。

》ケント系用紙(クラーク70/FKスラットR)、マット系用紙は「裏移り」しやすい傾向があります。

「ブロッキング」とは

重なった紙同士がくっついてしまう現象。ブロッキングした用紙は、剥がす際に印刷面が剥がれてしまうことがあります。

》コート系(エスプリコート/アートポスト)は「ブロッキング」しやすい傾向があります。

保管時のご注意

紙種や、保管時の湿度、温度等によって、剥がれやすさは変化しますが、
保管時には、なるべく高温多湿を避け、
擦れない様、圧力のかからない状態にしてください。

裏移りを軽減するデザイン

1.「ベタ面の裁ち落とし」のデザインや色ベタなど背景色の面積が広いデザインは避ける。

「ベタ面の断ち落とし」の【外側3mm】の塗足しを避け、
仕上がり線から【内側3mm】の印刷切れ余白線以内にすべてのデザインを収めることをお勧めします。

2.両面印刷の場合、「ベタ面の断ち落とし」のデザインやベタ面が広いデザインの方を
テンプレートの【表面】へ配置することで、断裁時に発生する色付きの紙粉の付着を避ける。
※裏面の「ベタ面裁ち落とし」のデザインは避ける。

両面印刷の場合

テンプレートの配置を表裏逆にするなどで
【裏面】の「ベタ面裁ち落とし」のデザインは避けることをお勧めします。

「ベタ面裁ち落とし」のデザインはなるべく避け、どうしてもという場合は、
【表面】だけにとどめることをお勧めします。

表・裏のある用紙についてのご注意

表・裏のある用紙を選択された場合は、テンプレートの「表・裏」の指定位置どおりにデザインしてください。

誤って表裏を逆配置でご入稿された場合でも、当店では刷り直し対応はできませんので、ご注意ください。

》表・裏のある用紙
(エスプリコートSS/ジェントルクロス/大礼ボード(並口)/ルミネッセンスマキシマムホワイト/タスプラパ/シェルリン)は、テンプレートで指定どおりの「表・裏」の配置が必要となります。※「表・裏」逆配置不可

裏移りに関するご注意

印刷工程上で裏移りを防ぐために十分な注意を払っておりますが、用紙の性質上で凹凸があったり、局部的な力が加わったりするとその部分で裏移り現象が発生することがありますので裏移りを完全に防ぐことはできません。

そのため、裏移りが原因の刷り直しは対応しておりませんので、予めご了承ください。

入稿時 必須チェック項目

当店でのチェック項目は上記5点となります。

当チェック項目に不備があると「データ不備」となり、再入稿していただくことになりますのでご注意ください。

上記の必須項目以外にも入稿データで設定された様々な仕様によって、仕上がりイメージに差が出てしまう可能性もございます。

また、印刷の際にどうしても回避することができない仕様もございます。

可能な限りお客様のイメージ通りの仕上がりとなるよう、予めご確認いただきたい点を下記にご案内しております。

ぜひご一読ください。

印刷に関して知っておいていただきたいこと

  • 印刷・断裁のズレ

    制作の工程のなかで、片面で1mm程度、両面で2mm程度のズレが生じる場合があります。

  • 印刷の色ブレ

    同じ色でも、温度や湿度など微妙な環境の変化がインクの定着や発色に影響し、色がブレる場合があります。

  • データのカラーモード

    CMYKにて印刷されます。RGBや特色で設定されたデータの場合は画面と出力の色が大きく異る場合があります。

  • ブラックの印刷

    黒はK値のみで設定されることをおすすめします、CMYKを混ぜたリッチブラックの場合は色ズレや色移りが生じる場合があります。

  • 特殊効果・透明効果について

    透過・ドロップシャドウ・ぼかし・スウォッチパターン等の特殊効果を使用した場合、印刷に不具合が発生します。

  • 繊細なデザインの印刷表現について

    同系色でお色味の差があまり無いデザインは、印刷に反映されない場合があります。

データ作成のポイント

  • 特色(スポットカラー)

    特色は印刷の際にCMYKのプロセスカラーに変換されるため、色が変わる場合があります。

  • 文字の塗り設定

    テキストフォントの塗り設定がグラデーションになっていると、アウトライン後に文字がグラデーションになってしまいます。

  • ラスタライズについて

    特殊効果を使用したデータをラスタライズした場合、印刷に不具合が生じます。

  • 裏写り(色移り)ついて

    用紙の性質や印刷工程上で局部的な圧力が加わったり、断裁時に発生する減少で完全に防ぐことはできませんが、軽減するデザインはあります。